you don't know me

意見には個人差が多分に含まれて居り〼

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  • 人目暗

    見えぬ大きな誰彼数多
    街でひとつみ生きて居る
    誰も私を誰かに捜し
    そう為て自分と思ってる

    人の道訊けば獣道
    道が解らず僻む人
    白く窶れた其の足で
    真中に立って居られようか

    何時も要らぬと捨てて来た
    見える物こそ大事だと
    嘸かし自分は大きかろ
    私を誰かに捜す人

    其れでも人は今を生き
    変わって仕舞う仮の人
    白く窶れた其の足で
    真中に立って居られるだろうか

    白く窶れた其の足で
    真中に立って居られるだろうか

    本歌
    山崎ハコ
    「花枕」

  • 人の仕舞

    人人は昏れる此の道
    追い付け追い越せ子守唄
    狂い逝く此の世
    薄笑い浮かべ
    欠け散りて人と言わしむ
    途方無き人の
    行く末
    病みて溶け逝く

    他方に片寄りて
    取留めぬ言の葉の
    片棒を担いで
    心添え無い人人

    人の終り
    人は終り逝き
    彼岸の花道すがら咲く
    此の世も同じ花咲誇るから

    省みは人の心に
    情けを深く刻み込み
    烟れる心に
    道導と成る
    常世に現世の人は
    悪戯に逝くのだろうか
    変りたくないと

    人に語り掛けた
    業に添え外方を向いて
    寝耳に水だと言う
    人にはもう戻れない

    人は祈る
    人の祈りは
    たえる事無く咲き散りて
    業知らず為て
    唯揺れて居る

    此の世喰らう
    此の世喰らい咲く
    彼岸の花其処彼処咲き
    人の道にも同じ花咲くから

    人は喰らう
    人の喰らい咲く
    彼岸の花道すがら咲き
    此の世も同じ花咲誇るから

    本歌
    森山直太朗
    「夏の終わり」

  • 残人

    何故に人命何故存えて
    助けきは情なのか御蔭の人か
    仁の限りに慈しめばと
    哀れ哀れ空ろな人世
    楽為ようと許り空しき傀儡に
    仕舞う兆しも…

    何故に世は悲しみに絡め取られて
    省みる苦しみに人堪えられず
    仁は育たず其れでも生きて
    遣るや遣るやの我がが人
    振り翳すは普通正義当たり前と
    人は傀儡

    逝くも還るも人次第
    知るも知らぬも人の行き方
    何時も惑いて猶予わず
    人は空木

    本歌

    グレープ
    「残月」

  • 間日

    今生の別れ為る人達は悟る事無く
    御互いに嫌よ嫌よの御蔭
    睨めっこ為て

    嗚呼
    生けど解らぬ人間道
    昔昔の話だもんな
    平衡も調和も亡くす

    唖唖
    何処に靠れて居るのだろか
    真中で立てぬ人
    崩れたる壁に巻込まれるか
    仕舞う愈愈

    嗚呼
    逝けど解らぬ六道の辻
    何を望もと戻れんもんな
    此処からは独りで行けよ

    南無三南無三南無三南無三
    阿弥陀仏
    南無三南無三南無三南無三
    阿弥陀仏
    南無三南無三南無三南無三
    阿弥陀仏
    南無三南無三南無三南無三
    阿弥陀仏

    阿弥陀仏

    南無三南無三南無三南無三
    南無三南無三南無三南無三
    南無三南無三南無三南無三
    南無三南無三南無三南無三
    南無三南無三南無三南無三
    阿弥陀仏

    嵐をも引起したる人間
    ニルヴァーナ何処に

    嗚呼
    生くも逝かぬも即間道
    己の足で立てないもんね
    靠れては睨めっこ為て

    逝くも生かぬも三人三様
    皆と同じじゃ詰らんもんな
    此処からは人とし生きよう

    本歌
    折坂悠太
    「荼毘」