you don't know me

意見には個人差が多分に含まれて居り〼

タグ: *

  • 噤鉗黙

    彼の世先立つ人情け人の
    過ぎし人は暖かさを忘れてる
    眩れる人は喚き
    何時も青い野次
    そんな此の世生きる人に
    手合せる私

    舌の根添えも乾かぬ人
    囀れば舌も切られ

    其れが此の世と
    誰も過ぎる
    でもね善く見て欲しい
    人には未だ未だ
    情けの欠片在る筈と

    情け廻り亦来るだろう
    人が
    ちゃんと生きて居れば
    だから前を御覧よ

    人は生きる
    情けの人と為て
    人には未だ未だ
    在るんだと傍に居ると
    其れが此の世と
    人の情け
    然う為て人は生きる
    人には未だ未だ
    情けの欠片在る筈と

    生れ逝く人と情け

    本歌
    折坂悠太
    「鶫」

  • 文句一つも

    文句一つも
    苦悶も為ずに
    言えりゃ余裕の
    屁の河童

  • Miyako Sawafuji

    露にぬれつつ
    ひとりかも寝む
    逢はむとぞ思ふ
    かれぬと思へば
    白菊の花
    ふれる白雪
    夜半の月かな
    忘れやはする
    しばしとどめむ

    雪はふりつつ
    夜ぞふけにける
    燃ゆる思ひを
    知る人もなし

    本歌
    阿部海太郎
    「Miyako Sawafuji」

    歌詞の本歌

    小倉百人一首

    天智天皇(1番) 『後撰集』秋中・302
    秋の田の 仮庵(かりほ)の庵(いほ)の 苫(とま)をあらみ
    わが衣手(ころもで)は 露にぬれつつ

    柿本人麿(3番) 『拾遺集』恋3・773
    あしびきの 山鳥(やまどり)の尾の しだり尾の
    長々し夜を ひとりかも寝む

    後京極摂政前太政大臣(91番) 『新古今集』秋・518
    きりぎりす 鳴くや霜夜(しもよ)の さむしろに
    衣(ころも)かたしき ひとりかも寝む

    元良親王(20番) 『後選集』恋・961
    わびぬれば 今はた同じ 難波(なには)なる
    みをつくしても 逢はむとぞ思ふ

    崇徳院(77番) 『詞花集』恋・228
    瀬を早(はや)み 岩にせかるる 滝川(たきがは)の
    われても末(すゑ)に 逢はむとぞ思ふ

    源宗于朝臣(28番) 『古今集』冬・315
    山里(やまざと)は 冬ぞ寂しさ まさりける
    人目(ひとめ)も草も かれぬと思へば

    凡河内躬恒(29番) 『古今集』秋下・277
    心あてに 折らばや折らむ 初霜の
    おきまどはせる 白菊の花

    坂上是則(31番) 『古今集』冬・332
    朝ぼらけ 有明の月と みるまでに
    吉野の里に ふれる白雪

    紫式部(57番) 『新古今集』雑上・1499
    めぐり逢ひて 見しやそれとも わかぬ間に
    雲がくれにし 夜半(よは)の月かな

    三条院(68番) 『後拾遺集』雑1・860
    心にも あらでうき世に ながらへば
    恋しかるべき 夜半の月かな

    大弐三位(58番) 『後拾遺集』恋二・709
    有馬(ありま)山 猪名(ゐな)の笹原 風吹けば
    いでそよ人を 忘れやはする

    僧正遍照(12番) 『古今集』雑上・872
    天津風(あまつかぜ)雲の通ひ路(かよひじ)吹き閉ぢよ
    をとめの姿 しばしとどめむ

    山部赤人(4番) 『新古今集』冬・675
    田子の浦に うち出(い)でてみれば 白妙(しろたへ)の 
    富士の高嶺(たかね)に雪は降りつつ

    光孝天皇(15番) 『古今集』春・21
    君がため 春の野に出でて 若菜摘む
    我が衣手に 雪は降りつつ

    中納言家持(6番) 『新古今集』冬・620
    かささぎの 渡せる橋に おく霜の 
    白きを見れば 夜ぞ更けにける

    藤原実方朝臣(51番) 『後拾遺集』恋一・612
    かくとだに えやは伊吹の さしも草
    さしも知らじな 燃ゆる思ひを



    前大僧正行尊(66番) 『金葉集』雑・556
    もろともに あはれと思へ 山桜(やまざくら)
    花より外(ほか)に 知る人もなし

  • 夕立の

    夕立の
      朝顔名残
         傘一つ
     白粉の香の
        揺らぐ紅色

  • 逆光再現

    あの日しでかした奴等を 今も思い出すんだ
    頭中に響いた言葉 君の後ろ姿

    ぶり返す声が 耳元をよぎり心が凍る
    夕凪の中 日暮れさえも通り過ぎて逝く

    ハッと戻って泣いた 奴等が見ていた
    ほっといて もう僕の事は
    曖昧な心で 壊して遊んだ
    この僕を 人と見てなかった

    「良いよね? 僕の相手もっとして欲しいんだ」って
    笑う顔に何が言えるだろうか
    傷つく僕 喜ぶ君 繰り返す君の情動
    憔悴 何か壊れてく音

    いつからか 自分さえも見失って
    この世から去り もう一度
    もう二度と苦しまずに済むように

    はっと息を吐けば 消えちゃそうな魂
    きっともう 何もないんだ
    手を伸ばせば触れた 彼奴の首筋に
    ナイフをそっと当ててみた

    ハッと目覚めた
    僕は泣いた
    僕に泣いて
    逝くこと決めた
    恐れないで
    もう少しだよ
    もう少しだよ

    ハッと戻って遣った 奴等を殺した
    そうだもう 終わらせようこんな
    曖昧な心は 解かして紡いだ
    あの日々に 二度と戻らないと

    ハッと目覚めた
    僕は泣いて
    僕の涙
    静かに消えた
    恐れないで

    もう少しだけ
    もう少しだけ

    参考元
    米津玄師
    「打上花火」

  • 霧の中

    鈍さをも知らず 歩き行く僕は
    静かに哭いて逝きます 痕形無く
    遠くで人等の変わり行く様を
    何気無く見て居たら もう…
    辛くも為ります さあお終いです
    失くして今を生く 人等が癒えない
    僕は正面です 本当は嘘です
    癒えない心を 読んで下さい

    生きて良いのか 死ねば良いのか解らない
    恨み辛みで生きて行くのも遣る瀬無い
    獣道 其の先は 何が待つ 霧の中

    薄情な人の かけてゆく心
    今の世は其れも 当たり前だと言う
    カラカラと笑う 過ぎ去る人等に
    苛立つ自分が哀しい
    考えもせずに 勝手な見方で
    疑いもせずに 自分が正しいと
    簡単なのです 生きるには其れが
    首絞めて居るのに 誰も気付かない

    生きる為なら 誰も蹴落とし生くでしょう
    過ぎたとしても 当たり前だと言うでしょう
    責め立てて 省みず 仕舞って 下さい

    ほんの少しの 情けだけでも良いのです
    ほんの少しの 我慢だけでも良いのです
    獣道 其の先は 何が待つ 霧の中

    本歌
    さだまさし
    「桐の花」

  • にやけ居り

    にやけ居り
    若気に至りて
    夜にやけ

  • 私だって

    私だって現代短歌みたいなのは作れますよ

    空を飛び
     翔る君へと
        虹掛けて
     僕の元へと
         今只願う

    でも作ってて面白くないし
    作り甲斐がない
    だから私は暗号短歌を作り続けます
    誰からも見向きされなくても

  • 体良くと

    体良くと
     低俗ならぬ
         為体
      綿綿免る
        所為欲の責