見えぬ大きな誰彼数多
街でひとつみ生きて居る
誰も私を誰かに捜し
そう為て自分と思ってる
人の道訊けば獣道
道が解らず僻む人
白く窶れた其の足で
真中に立って居られようか
何時も要らぬと捨てて来た
見える物こそ大事だと
嘸かし自分は大きかろ
私を誰かに捜す人
其れでも人は今を生き
変わって仕舞う仮の人
白く窶れた其の足で
真中に立って居られるだろうか
白く窶れた其の足で
真中に立って居られるだろうか
本歌
山崎ハコ
「花枕」
意見には個人差が多分に含まれて居り〼
見えぬ大きな誰彼数多
街でひとつみ生きて居る
誰も私を誰かに捜し
そう為て自分と思ってる
人の道訊けば獣道
道が解らず僻む人
白く窶れた其の足で
真中に立って居られようか
何時も要らぬと捨てて来た
見える物こそ大事だと
嘸かし自分は大きかろ
私を誰かに捜す人
其れでも人は今を生き
変わって仕舞う仮の人
白く窶れた其の足で
真中に立って居られるだろうか
白く窶れた其の足で
真中に立って居られるだろうか
本歌
山崎ハコ
「花枕」
だったらどうだと言うのだ
人と言うものはだな
他人の粗を探したくなるものなのだよ
そこで優越感に浸りそれ迄の者も居れば
自分の行いを正す者も居る
言われる方はそりゃ堪ったものではないがな
そこで何糞と思い人を変えて同じ事をする者も居れば
同じく何糞と思うがそれを自分の糧とする者も居る
只々それだけの事なのだよ
向こうの岸は彼の岸辺
独り或る日思った
彼処へ往く事さえ出来るの成らば屹度
静かに此処を見れる
此処はもう儘に為らないと
誰かの叫びを聞いた
皆が何時か人では亡く成って仕舞うと
何故だかそんな気が為た
ビードロ細工の人等は
壊れ易いと解らない儘
遣りたいなら遣れば善いと思って
昨日の行いが今日の悲しみを運んで
遣り直す事も出来無いのに只繰り返す
此方の岸は生く岸辺
私は渡り始めた
此方の岸を歩く人
彼方の岸も見えない
皆が此の岸を離れてく其の日迄
荒らぐ風は止まない
必ず迎えが来るから
皆はそんな事も
忘れて仕舞って只只今許り生きれば
善いとさえ思って居るの
ビードロ細工の人の和を
壊す事さえ厭わず何を
得られると思ってるのか
今日の行いが先の悲しみを生み出して
笑って済まされる程そんな容易い事では無いのに
忙しく人の生く岸辺
静かに私見てる
本歌
さだまさし
「坂のある町」
人肌も冷めた、薄情が
此の世の其処等で、泣き喚く
縁の糸、絡んで、縺れた
此の世と彼の世の、狭間にて
息切れて、詰んだ
僕等の、前途を
誰が、轢き殺し
誰が、引き取る
何かは僕等を、繋ぎ
何かは僕等を、引き千切る
何かしら、奄々に
吹き浚われ、そして尽きて
其れでも人は、懲りずに
鮮やかな嘘に、染められて
そしてまた、繰り返す
時折、物憂げな人、演じ
其処い等の冷めた、薄情が
今日も手招きしてる、此の街
人伝の、何某が、燃えて
為す術無く、波間に、消えた
正気無い、笑みが御沙汰を、下して
今宵の、肴に、誰が、成るだろうか
何かが、僕等を繋ぎ
何かが、僕等を引き千切る
何もかも、炎々に
燃え続けて、そして尽きて
其れでも、人は懲りずに
華やかな、嘘で染め上げて
そしてまた、繰り返す
其れが、当り前と、云う様に
時既に遅しと気付かずに。
本歌
中田裕二
「薄紅」
此の世とは無常の無情
常も無く情け無く
だけれども其れでも欲す
儚くも
散りし何も彼も散って逝くの
其れが定めと
だけれども其れでも
人と為て何を為可きか解らない
此の世は自分只一人と
人と為て生きる事すら出来ずに
只彷徨う
散って逝け何も彼も
無に還り尽き果てて仕舞えと
其れがそう定めと
人と為て何を成す可きか添えも
解らず只彷徨い続け
何時しか
誰も彼も去る可き時が必ず…
散って何も彼も散りて還れ無へ……
本歌
光田康典
CHRONO CROSS
「去りにし者ども」
勘を付け一応と
試験調査裏付けを取るのが癖です
解る事でも知らない
振りで覗いてみたり試すのが癖です
強かなんです
其れが僕です
解る筈何て
無いと思います
何れも僕です
多面な僕です
向いて居る方
其の裏側で
人を見てます
人を見てます
冷静な私が
喩えるなら竹なんです
折れそうでも折れない撓り効か為てます
見える部分は違うけど
根っこの部分が繋がって居るんです
面色色
所作も色色
此れでも其れでも
彼れでも何れでも
僕は僕です
皆僕です
そう念って居る
コアは一つ
僕を見てます
僕は見てます
冷静な私が
強かなんです
其れが僕です
解る筈何て
無いと思います
何れも僕です
多面な僕です
向いて居る方
其の裏側で
人を見てます
人を見てます
冷静なわた……
僕は見てます
僕を見てます
冷静な私が
本歌
中島みゆき
「あした天気になれ」