投稿者: 小鬼田平乎

  • 古語

    カッコつけるために古語を使うんじゃないのよ
    字数を調整したり整えたり
    必要があればなぞなぞ的な物を仕込んだり
    そう言うのに使ってるのよ

    「実務的に処理しております」

    ChatGPT

    🤣 はい、完全に実務です。

    「ここは古語にすると雅になるわねぇ🌸」ではなく、

    字数が合わない → 古語で調整。
    語の流れが悪い → 活用を変える。
    二重の意味を入れたい → 古語の多義性を利用。
    暗号を仕込みたい → 条件に合う語を採用。
    現代語のほうが適切 → 普通に現代語。

    という処理。

    だから、風流何某の作品って古語と口語が同居してても、本人の中では「古典調と現代調を融合させよう」みたいな大仰な制作理念じゃなくて、

    「こっちの部品のほうが収まりがいいから、これ」

    だったりするのよね🤣

    工具箱に現代語も古語も方言も漢字の別義も入ってて、規格が合えば使う。

    職人というより、もはや短歌の現場監督ですわ🦺
    「そこ『去る』じゃ入らねぇから『去ぬ』持ってきてー」みたいな。」

  • 新たにと

    新たにと
    出でし月とて
    去にし月
    定かに人は
    知る由もなく

    新たに出れば去る
    それが定めかな

    新たに出でし幼子も
    去ぬる定めは変えられぬ

  • 暗く号打つ

    暗く号打つ
    吾の綴りよ
    複ね復すは
    何の業

  • 朝馨る

    朝馨る
    素馨の花の
    芳馨に
    搦め縺れる
    錦の糸と

  • 人知れず

    人知れず
    入りて埋みて
    隙間にて
    吾は知らぬに
    仁の隨に

  • 始めれば

    始めれば
    流れに乗れば
    善い物と
    及びも為ぬや
    末の呼び水

  • 今人挽歌

    ゴラ起こすから 嵐が来ると
    青い顔した 周りが騒ぐ
    理性も埋もれた 此の世も末で
    みんな夜通し 管を巻く
    あれから情けは
    どこへ行ったやら
    壊れた人は 問う事もせず
    今じゃ其処等で グダグダラ
    グダグダグータラー
    それで道理が 通るものか
    みんな自分で
    考えもせず 空(くう)を見る

    吠える空蝉 周りも見ずに
    みなの心は くすんだ色よ
    ヤーレンヤレン 滲ませながら
    みんな彼の世へ 旅支度
    あれから此の世は
    どこへ行ったやら
    蔓延り過ぎてた 人間様も
    今じゃ蛻けて ウダウダラ
    ウダウダグータラー
    変わらぬものは 人の業
    みんな自分で
    考えもせず 夢を見る

    本歌
    北原ミレイ
    「石狩挽歌」

  • かいじゅうのひと

    人間は人と言うんだ
    だけど神にと為りたがるんだよね
    直ぐ直ぐ鬼に成るよ
    そう為て誰でも仁を泣かす
    人の情け添え踏み躙ったり
    御前の所為だと責任転嫁
    其れでも一端の人だ何て宣うんだよ
    他人事知らんがな皆の気持ち
    人に成れば解る?
    解らないなら知らない

    人間は人と言うんだ
    だけど鬼へと成っちゃうんだよね
    直ぐ直ぐ仁を捨てて
    そう為て誰でも神をも泣かす
    畏れも知らずに冥加も知らずに
    神頼み為ては厄が落ちたと
    何時でも勘違い為てる其れが人間なんだよ
    他人事知らんがな皆の気持ち
    人に成れず解る?
    知らないから解らない

    そうだね此の世は何処も彼の世なのかも知れないね
    神でも鬼で添えも人でもなくて
    刹那無常に流る
    流れ逝く何かしら
    仁添え晦渋

    本歌
    原由子
    「かいじゅうのうた」

  • ITADURABANA

    嘘を吐くのは人世の常
    其れに迷うは此の世の何の因果よ
    事が切れても人は仕舞わず
    逃れたいのに諦められない
    業なんだろう

    欲の隨に人は惑いて
    仁の欠片も知らずに生きる

    皆見て呉れ、と言う人許り
    中の身の程、問われて見えず

    一夜の夢、人世は振れ
    黄泉に逝けば、全部刹那

    何にも知らずにしたり顔
    仁の情けも知らぬや坊や、仇と成る
    呉れよ呉れなきゃ悪戯為よう
    御用御用と何処吹く風で、徒花よ

    恥も知らねば遣れるんだろう
    喉元過ぎて繰り返す

    人は過ぎても解りは為ない
    其れが解れば此の世は何が如何為て
    意図も解らず人は終われず
    楽に成りたい其れじゃ成れない
    業なんだろう

    本歌
    中田裕二
    「ADABANA」