you don't know me

意見には個人差が多分に含まれて居り〼

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  • 人唄

    人よ 人の人みだれし日 きみは何を胸に抱いて
    人の空は上の空だね きみの目に宿るその意志よ

    墓穴ほった日 裏へと隠れ真似をして嘯笛吹いた
    プールに裏金で 賄賂の奴の口利いた
    文書を偽装 一度切りと部下達に
    あいかわらず懲りもせず 同じ頭で遣ってます

    人よ 人の灯は儚くて 生き急げば風は冷たい
    暇乞いを自分に遣れば 確かにすっぱり逝けるかな

    今年も人の業 大きいと 選別する手をふと止めて
    乾かないインク待ちで 閻魔大王様が言った
    此の世をぬけて 扉がすんなりあいた
    ちょっと拍子抜けをして ため息なんかついちゃって

    人よ 人の人みだれし灯 冷たい行為 鼻にしみて
    宣う人にかぎって いつも自分すらわかってないのです

    きみの逝き先 そこに向かう僕が居て
    きっと逢えると信じてる 此の世に見切りつけちゃって

    人よ 人の人みだれし日 きみは何を胸に抱いて
    人は空で上の空だね きみの目に光る涙さえ

    命さえも軽んじている 知らない奴に心凍る
    人が人を軽んじている 終末がそこまで迫ってる
    世も末何もかも終わります

    人よ 人の人みだれし日 きみは何を胸に抱いて
    人は空で上の空だね だれも目に光る涙さえ
    だれの目に此の世みだれし灯

    本歌
    大江千里
    「秋唄」

  • だったらどうだと言うのだ

    だったらどうだと言うのだ
    人と言うものはだな
    他人の粗を探したくなるものなのだよ
    そこで優越感に浸りそれ迄の者も居れば
    自分の行いを正す者も居る
    言われる方はそりゃ堪ったものではないがな
    そこで何糞と思い人を変えて同じ事をする者も居れば
    同じく何糞と思うがそれを自分の糧とする者も居る
    只々それだけの事なのだよ

  • 抑制を

    抑制を
    緩めて詠みし
    酒匂川

  • 人と為て

    人と為て
    儂は屁を放く
    何を為る

  • 暁鐘

    凩が一筋二筋
    僕の心を掠って
    僕は暗い深淵に落ちる
    仁を仕舞いて最早闇入る
    生き違えて僕は
    次に何か有ればもう
    一体僕は何の為に
    此の世に生まれて来たのだろう
    縁糸も搦んで
    指先の感覚も
    思えば痛くて
    つい目を瞑る
    誰か傍に居たと為ても僕は只
    独り孤独に生きて行く日日を
    此れが僕だと言い聞かせ泣いて居る
    屹度明日は生きられない

    南風一筋二筋
    僕の心を浚って
    僕の暗い深淵に一縷
    光を差し入れた貴方の声
    晦む許りの僕に只
    優しく笑う貴方
    そう僕は貴方の為に
    此の世に生まれて来たのだろう
    縁糸解け
    指先の感覚も
    思い出す温み
    つい目を瞑る
    僕は只誰も見て居なかった丈
    そして独り生きて居ると思ってた
    其れが僕だと解って泣いて居る
    明日も生きられるだろう

    今は貴方が其処で見て居て呉れてる
    機嫌に任せて貴方を翻弄為ても
    何れが僕でも良いと貴方は言う
    屹度僕は生きて行けるだろう

    参考元
    さだまさし
    「晩鐘」

  • 修羅疫

    世は憎し
    人は何の気無しに責む
    人の側に
    此の世酔ひ季の浮き世
    彼れは修羅の人
    善悪に揺らいでる人
    糸を貸し己を助けて呉れ
    切にと乞い願う

    人は晴れ
    情け亡く為て生き過ぎる
    其の人は
    のらりくらりと為
    物言う吾は神
    誰も彼も跪けと
    人を見下げつつ我も解らず
    人の様な痕を遺す

    はしれる人此の浮き世生きる人
    跡はかなき此の憂き世何処へ行った

    苦労為ず
    一つ覚えで楽を為れば
    人の中
    情け育たぬ御仁
    行き方添えも知らず
    生き方をも知れず仕舞う
    誰か殺し乍ら次は自分と
    隠るる人の息の根も

    逃げ生す
    人は常に背を向けつつ
    痛み感じぬ人
    五体満足
    物申す人は
    軈て蔓延る蕁麻の
    口悪怯れず誰も彼も刺す
    世は酔い人は業

    強る人に弛ぶる此の浮き世は
    壊る毀る強る此の憂き世毀る
    強る人に弛ぶる此の浮き世は
    壊る毀る強る此の憂き世毀る

    本歌
    さだまさし
    「修二会」

  • 修羅の人

    生きて来た道に
    手を合わす人が居た
    出来ぬ人負け惜しみ
    無駄に口を開く
    自分添え知らず
    何見て生きる
    楽に委ね生く
    業とて何一つ
    始末も付けず生きる人
    人をも知らず逝きました

    生き抜いたと言う
    得意気に語る人
    冱てた心も知らず
    吐いた嘘の数
    見えぬ自分に
    虚構をも映し
    是が自分と言う
    似た人誰一人
    気付かず道を歩く人
    自分添え知らず逝きました

    御蔭も情も御互い様も
    自分も他人も知らない人等
    三途の川に流れ着く
    此の世も知らず逝きました

    本歌
    梶芽衣子
    「修羅の花」

  • 友引

    生まる去ぬる
    狭間に皆人に成る
    苦しみと喜びが
    代え難い糧と成る

    至る離る
    何かの拍子に箍外れ
    御蔭は御互いの
    心根に宿って居る

    口が禍を
    招く事に

    聞く耳を持ちて生け
    実生らし人と成れ

    括る留る
    高飛車が後に仇と成る
    見返り期待為て
    口は滑り消えて逝く

    噤む黙る
    知らぬ存ぜぬつき通す
    取巻の者共に
    根回し為ても襤褸が出る

    口が禍を
    招く事に

    聞く耳を持ちて生け
    実生らし人と成れ
    耳をも貸して生け

    楽為たくさ迷い
    何も解らずに遣られました
    おいたし遣り過ぎた後に大事だと
    気付いた時にはもう二進も三進もどん詰りでした
    私は諸行無常
    私は生れ逝きたり
    已まれます私は
    至ります私は

    廻る巡る
    人生く中で何が立つ
    立てぬ人とし立とう
    腹括り皆で立とう

    口が禍を
    招く前に
    其の言葉潰してけ
    そして其れを糧と為て

    来至る其の時に
    残さぬ様に

    澪つ串て生きよう
    澪つ串現世に
    澪つ串て生きて往く
    澪つ串現世に
    澪つ串て逝こう

    本歌
    折坂悠太
    「逢引」

  • 人

    人目も熟れない此の世
    何処にも人が居てよ
    「何故生きてるの?」と誰か
    「死にたく成るよ」と私

    虚しい心
    何にも無い心

    怒りも不興も買って
    ローカルワイドと閉じた
    情けと思えば此の世
    虚栄心舞踊る

    憂いも為ぬと
    大事も無いと為て
    人が生く程
    亡く為て逝く心

    人にも熟れない此の世
    何処に人が居るのか
    「心は在るよ」と誰か
    「何処に在るの?」と私

    虚しい心
    何にも無い心
    人が生く程
    亡く為て逝く心

    虚しい心
    何にも無い心
    人は生く程
    亡く為て逝く心

    本歌
    折坂悠太
    「道」