you don't know me

意見には個人差が多分に含まれて居り〼

地獄門

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久方振りの光長閑に
心無いなら静かに散らせ
人は何時かを繰り返す
あ…あ…ぅうぅうぅ
徒花咲くを詠むれば
彼の世を眺めぬ
彼の世を眺めぬものは無い

鵲舞いて渡るや何処へ
白き霜降る此の世も更ける
人は何時でも繰り返す
あ…ぁ…ぅううぅう
徒花咲くを眺めぬは
此の世を詠めず
此の世を詠めず狂い咲く

彼の鹿と鳴き道添え尽きる
人の奥には思いも尽きる
人は何時かと繰り返す
ぁ…あ…うぅううぅ
徒花咲くを恐るれば
此の世の手向けに
彼の世の手向けを舞い戻せ

本歌
坂本冬美
「羅生門」

紀友則
小倉百人一首33番/古今集 春下・84
ひさかたの 光のどけき 春の日に
静心なく 花の散るらむ

中納言家持
小倉百人一首6番/新古今集 冬・620
かささぎの 渡せる橋に おく霜の 
白きを見れば 夜ぞ更けにける

皇太后宮大夫俊成
小倉百人一首83番/千載集 雑・1148
世の中よ 道こそなけれ 思ひ入る
山の奥にも 鹿ぞ鳴くなる

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